今日は旧暦1月15日の元宵節。古い言い伝えに則った習慣から、湯圓という団子を食べて、ランタン(灯籠)を飾ります。正月気分もこの日までという感じ。
で、なぜだか知りませんが元宵節の日にこのランタンを大量に空へ飛ばそうというとんでもないことを考えた人がいたようで、天燈節(ランタンフェスティバル)と呼ばれるイベントになっています。台湾のガイドブックとか観光CMとか見ると、なんか夜空に提灯みたいなのがたくさん飛んでる画が必ずありますよね。あれ。
師大の語学センターからも天燈節を見に行くバスツアーが企画されていました。
「1回くらい観ておこうかな?」
という軽い気持ちで僕もこれに参加するつもりだったのですが、一瞬で定員100名が埋まってしまったそうです。そんなに人気なのか・・・。それでも1名くらいキャンセルがあるかも?と思い、空きが無いか事務室へ確認しに行ったのですが、
「空きは無い。だが1人で(勝手に)行くことはできる。」
と冷たい返事。
そりゃ1人で行くことはできるよね。
というわけで1人で天燈節を見に行ってきた
というわけで仕方がないので授業が終わったあと電車(台鉄)で出発。
イベントは3日に分けて開催されていて、会場はそれぞれ日によって違います。この日は十分という場所で行なわれるので、十分駅で下車します。
- 台北駅から宜蘭・台東方向の台鉄に乗る。
- 瑞芳駅で平渓線に乗り換える。
- 十分駅で降りる。
十分への行き方はこちらの記事が詳しいです。
(ただしイベント当日はMRT動物園駅から臨時バスが出ていて、寄り道せず直接天燈節へ行く場合はそちらの方が便利だったりします。)
台北駅で買った台鉄弁当を乗り換え待ちの瑞芳駅で食べました。台鉄は車内飲食OKなのですが、僕が乗った普通列車はとても混んでいて、中で食べる余裕はありませんでした。
十分駅に到着
列車の本数が少ない平渓線ですが、運よく乗り換えも比較的スムーズにすみ、台北から約1時間ほどで十分駅に着きました。
なにこの人の量。
平渓線は1時間に1本しか列車が通らない過疎線なので、列車が通るとき以外は線路内に入ることができます。フリーダム。
線路内からランタン(天燈)を飛ばそうとする人々。
話がややこしいですが、これは今日の天燈節とはまた別のランタンで、いつでも誰でも飛ばすことができます。順序としてはこれが先にあって、それを大量に集めて一気に飛ばしちゃおうというイベントが天燈節という感じですかね。
駅の周りに業者さんがたくさんいて、割と簡単にランタン上げができます。もちろん有料で、だいたいNT$150(約550円)〜NT$350(約1250円)。色によって値段が倍以上違うみたいです。そんなに大事か、色。
ランタンには願い事を書きます。いろんな国の人が来ていて、見たところ日本人が多いですが、韓国語もよく聞こえました。普段からこの十分という所は、千と千尋風の街並みで有名な「九份」と合わせて人気の観光地なのです。
恋人同士の夢を乗せて飛んで行きました。
ちなみに列車が来たら誰かが笛をピーっと鳴らして、みんな全力で線路から避難しますよ。
ランタン上げを眺めているだけでも楽しいのですが、時間がないので早々に駅をあとにしてイベント会場へ向かいます。老街の屋台街も大混雑。
道中、線路内だけでなくちょっとした広場でもランタン上げをやってました。
打ち上げに失敗して、枯れ木に引っかかり燃え尽きる残念なランタン。
もっと近くで写真を撮ろうとも思いましたが、打ち上げた人があまりに意気消沈していたのでこれ以上近付けませんでした。いったいどんな願い事を書いたのでしょうか…。
メイン会場まで来た
メイン会場のゲート。
ステージに大きなスクリーンも設置されて、ロックフェスのような雰囲気。
ですが人が多くて入場口で立ち往生。中に入れません。
会場の中に入れないなら遠くから眺めるくらいでいいかも、と振り返ったら後ろにも人。動かれへんやん…。しかたないのでこのまま待機。
台北市長の柯Pが来てました。
どうやら途中で挨拶やら歌やらダンスやらで間をつなぎつつ、計8回ランタンの打ち上げをするというプログラムのようです。
みんなカメラを構える。
肉眼で見ろよ…って、僕もか。
僕の写真技術ではうまく撮るのが難しいので、動画。
カメラでは伝わらないくらい綺麗。まあ、公式のプロモーション動画がたくさんアップされているのでそちらを見ていただいた方がよろしいかと思います。意外とあっという間でした。
この天燈節、世界中から多くの人が訪れる人気イベントなのですが、ランタンが一体どこまで飛んで行って、落ちてどうなるか気になりますよね。実際のところ環境問題も起きていて、それを理由に反対する人もいるようです。
というわけで結局5回くらい観たあと、動物園駅まで行く臨時バスに乗って台北へ帰りました。
学校ツアーで行った友達と合流するつもりでしたがそれも人が多すぎて叶わず。
とにかく疲れた…。