台湾生活1年10ヶ月目のナックルです。
今日は自戒を込めて、僕の中国語学習の現状について書きたいと思います。いちおう留学ブログなので。
台湾に来たばかりの頃の僕はまったく中国語が話せない状態だったので、師範大学の語学センターに通って中国語の勉強をしていました。中国語が話せないと日常生活がままならないので、それなりに必死だったのを覚えています。
スタバの注文も最初は指差しでしたね。
よく考えたらメニュー名は英語でよかったんですけど。
勉強の甲斐あって、半年ほど学校に通っていると少しは中国語が話せるようになり、台湾での生活に困ることは少なくなりました。台湾人の友達と流暢に会話することは出来ないけれど、買い物や食事、役所の手続き程度なら困らないというレベル。
- 旅行レベル
- 生活レベル ←僕はここ
- 日常会話レベル
- 仕事レベル
- 通訳レベル
ヒエラルキーとしてはこんな感じでしょうか。
僕のいる「生活レベル」は序列としては下から2番目。まだまだ下っ端の初学者なわけですが、僕はこのあたりに語学留学者・海外長期滞在者にとっての大きな壁があるように思います。
困ることが無くなると危機感が失われる
中国語は発音・ヒアリングこそ難しいですが、日本語と共通する語彙がたくさんあるので日本人にとっては比較的学習しやすい言語。現地で半年〜1年も勉強すれば、僕のような言語センスの低い人間でもある程度は使えるようになります。
学びでもゲームでも恋愛でも、最初が一番楽しいとよく言いますよね。僕にとってはゼロからの中国語学習だったので、始めは勉強すればするほど身に付くという楽しさがありました。少し話せるだけで周りの台湾人は褒めてくれますし。
が、学習が進むにつれ成長が実感しづらくなる時期が来ます。単語数でいうとだいたい1500〜2000語くらい。その頃になると日常生活で困ることも少なくなり、危機感はすでに失われていました。
僕はそこで、学習モチベーションが下がってしまうという罠に陥ってしまいました。必要に迫られるから覚えるというのは、逆に言うと必要でなければ覚えないということにもなるのです。
やっぱり人と話すのが大事
僕はもういまは学校に通っているわけでもないですし、仕事で中国語を使うこともなくただ普通に台北で暮らしています。台湾人の友達も多くはなく、もともとあまり社交的ではないので頻繁に会うこともありません。
僕よりずっと中国語ができる日本人を見ると、
- 人と話すのが好き
- 人と話すよう努力している
- 仕事などで人と話さざるをえない
いずれにせよ、ちゃんと現地の人と中国語で会話している人が多いように思います。
たまに現地の台湾人との会話に加わってみると、やはり自分の中国語はまだまだだと痛感します。中国語の場合、だいたい3〜5000語の語彙があれば日常会話がほぼカバーできると言われていますが、僕はまだそのレベルには全然達していないので。
日本語が話せない台湾人の方がいい?
よく「日本語が全く話せない台湾人と会話した方がいい」といいますが、僕はどちらでもよいと考えています。結局はコミュニケーション。その場でより意思疎通できた方が楽しいわけで、相手が日本語を理解しているならそれに越したことはないですよね。
中国語しか選択肢が無いと、会話がうまく続かず気まずい思いをすることもあります。それが続くと次第に自分から遠慮してしまって、疎遠になるというのもよくある話。僕のようなあまり会話自体が得意でない人は、あまりストイックになりすぎず、コミュニケーションを楽しめる環境を優先した方がよいのではないでしょうか。
もちろん、日本に興味を持っている台湾人は少なくないので、単純にそういう台湾人の方が友達になりやすいという理由もあります。いずれにせよ大事なのは相手が日本語を話せようが話せまいが自分は中国語を使うのだという意志。それが無ければ結局、日本語が話せない台湾人と話しても苦行にしかならないような気がします。
脱・生活レベルの中国語
ドラマを見たり学習アプリを使ったり独学の方法はいろいろありますが、語学学習のモチベーションはやっぱり人と話すことで維持されるということに、今さらあらためて気付きました。というわけで僕の次の目標は「脱・生活レベル」。カタコト会話で満足してちゃ駄目ですよね。
3月から台湾師範大学語学センターに留学するため、2月末から台湾に渡ります。
あれこれ台湾の暮らしや師範大学の事を調べていてブログを見つけました。
1日目、2日目、3日目…◯日目と日付が書いてあるので、順序良く読めて内容もふむふむと興味深く、一気に1ヶ月分くらいかな?読みました(*´꒳`*)
明日も続き読みにきます〜♪
良い週末を.:*:・’°☆
お返事が遅くなりました。
読んでいただきありがとうございます!
僕も時々自分であとから読み返して「あの頃はこうだったなあ」などと思い出したりしています。
お役に立てば幸いですー
初めまして
来年、四月の後半から3ヶ月、国語日報という、スクールでで勉強します。
私も両親の介護がおわり、とは言え、ナックルさんほど若くはないですが (⌒▽⌒) 仕事も区切りがついたところなので、兼ねてより、海外で語学を学びつつ、生活も味わってみたいという夢を叶える事になりました。
台湾の情報、参考になります。
ありがとうございます。
はじめまして!
いろいろとご苦労なされたことと思います。
台湾は人も温かく、新しいことを始めるにはとてもよい国だと感じています。
がんばってください〜