昨日台南から帰ってきたところなのですが、今日は友達と日帰りで宜蘭へ行ってきました。もともと予定としては宜蘭が先に決まっていて、急に思いつきで台南なんかへ行ってしまったため強行日程になってしまいました。
旧正月連休のため列車(台鉄)のチケットが取れず、台北駅のバスターミナルから高速バスに乗って宜蘭へ。片道およそ1時間強、60kmほどの道のりですが料金は往復でNT$230ほど。バス、安い。
安いのに3列シートで快適。
宜蘭駅の東側で降ろされました。こちら側にはなにもないので西側に回らないといけません。駅の外側に陸橋などはないので、帰りのバスチケットを駅員さんに見せて改札を通り抜けさせてもらいます。無言で提示するだけでOK。
西側に抜けてきたところ。
東側とは対照的にやたらと派手。
駅前にもなんか派手な広場が。
フリーマーケットやってました。
ちょうどよげなお土産を見つけたので購入。
さて、ノープランでとりあえず「宜蘭へ行く」とだけ決めて集まったので、実は特に目的地がありません。宜蘭には海も山も温泉もありますが、足もなく日帰りでいろいろ回るのは大変そう。
宜蘭市の中心部はかつてこのように丸い堀で囲まれてたらしく、いまもその名残で円形に道路が敷かれています。宜蘭駅は3時の位置。道沿いにいろいろと見どころもあるらしいので、とりあえずこの円形の道を一周することにしました。
8時の位置辺りにあった日式住宅。
入場料NT$30でしたが帰りのバスチケットを見せたら無料で入場できました。
昨日台南でも日式住宅を見たところですが、ここも綺麗に保存されています。
9時の位置には酒造所。
ここは100年以上続く酒造所で、最近は食事できるスペースを設けたりお酒を販売するなどして観光スポット化されています。ここまでただなんとなく街を歩いてきたので、一同ようやく「なんか観光地に来た感じがする」という雰囲気に。
宜蘭はネギの産地らしく、ここでも葱油餅を売ってました。その場で焼いてくれるのでアツアツ、豊潤なネギの香りが口に広がります。要するに美味しい。
酒造に関する展示もありました。
まあ、麹に強い関心がある人以外にはあまり面白くないかと思われます。
さらに歩きます。
台湾あるある「いきなり廟」。
周囲の建物と様式が全然違うので違和感がすごい。
12時の方角でいったん円周を離れて北上、宜蘭河を渡りました。
河川敷、きれいに整備されてますね。
河を渡ったところで回転焼き屋を発見。
台湾でもよく回転焼き屋を見かけますが、こんなに具だくさんなのは初めて。
トッピングしてみればよかったなあ。普通に紅豆とチョコを注文してしまったあとでちょっと後悔。パリッとしておいしかったです。
北上した目的はこの宜蘭甎窯。
観光案内所でもらった地図だと違う名称だったような気がします。
いまは使われていない窯の跡。
台南に続いて廃墟ばっかり見てる気がする。
なんやこいつ。
ふたたび周回路に戻って、2時の位置にある東門夜市へ。
道路の高架下を利用した夜市。
上から何か落ちてこないか心配ですが合理的ですねー。
麻油麵線(たぶん)、なんか思ってたのと全然違うのが出てきましたがクセなくておいしかったです。奥に見えるのは鴨肉盤。蒸した鴨肉をぶつ切りにしているだけなので、尖った骨がゴロゴロ出てきます。子どもが食べると危なそう。
友達が注文したので仕方なく食べた蚵仔煎。
台湾の超定番料理なのですが僕はなるべく避けるようにしています。味は好きだけど何度か牡蠣に当たってるので・・・。結局は何事もなかったですけどね。
たぶん宜蘭観光っていうと本来は温泉とか郊外の方へ行くのが主流だと思うので、近いうちにまた来たいです。おわり。