暑さもやわらぎ過ごしやすくなりましたが、まだまだ台風の季節です。
台湾はその地理的な理由から台風が多く、毎年だいたい5〜6個の台風が台湾を直撃します。ピークは7〜9月ですが、5月から被害を受けることも。勢いが衰えないまま上陸するので、日本のそれよりも被害は大きくなる傾向にあると言えます。
台風のことはもう何度か書きましたね。
台湾の台風報道を見ていて面白いなと思うのは、各国気象台の予想を比較するところ。
台湾中央気象局の進路予測(緑色)に加えて、香港・韓国・日本・中国・アメリカ(米軍)の予想を重ねて比較。テレビの天気予報でもこの手の比較をよく目にします。
今回の台風17号(梅姫)はどの予測も似たり寄ったりですが、わりと各国で大きく予測が食い違うこともあって面白いです。なので視聴者はどの予想を信じるか選ぶ必要があるわけですね。予測を予想。
ちなみに日本気象庁の予測は比較的よく当たります。そういえば今年初めに台北市内ではとても珍しい雪が降ったときも、台湾の天気予報が「降らない」とするなか気象庁は雪の予報を出していました。すごいぞ気象庁。
今年は台風1号の発生が異例の遅さで、そういう年は統計的にシーズン後半の台風発生が増えるそうです。旅行スケジュールを悩ませる9月に入ってからの台風ラッシュ。もしかするとまだ続くかもしれませんね。