台北生活も2年目に突入しているナックルです。最近あまりブログを更新しなくなったので、親戚から「元気なのか?」と心配されたりしていますが、それなりにちゃんと生きています。こんにちは。
さて、日本ではいま桜が満開ですよね。台湾でも桜は咲くのですが、ふだん街中で見かけることはほとんどありません。FacebookやInstagramに並んだ花見の写真を見て、はじめて桜のことを思い出します。「俺も花見がしたい」と。
台湾は桜の開花が早い
しかしここは台湾。日本で桜が咲き始める頃にはすでに桜の季節は過ぎ去っています。台湾における桜の開花時期は品種にもよりますがだいたい1月下旬〜3月初旬。
僕のDNAには「桜といえば3月下旬〜4月」と刻まれているので、2月に桜のことなんかこれっぽっちも頭に浮かばず、気づいた頃には後の祭り。これ、去年も同じことがあったなあ。まったく学習していませんね。
そもそも桜が日本と違う
日本で桜といえばソメイヨシノ。
ですが台湾で主に咲いている桜はそれとは違う品種です。
散歩中にたまたま見かけた桜。山櫻花、日本ではヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれている品種だと思われます。色が濃く、これはこれで美しいのですが、僕が見たいのはこれじゃない。じゃあ、ソメイヨシノはどこにあるのか?
ソメイヨシノはどこで見られるのか
2年連続で桜の季節を逃すという過ちを繰り返しましたが、僕もまったく学んでないわけではありません。台北市が発表している桜の開花情報サイトを見つけました。
台北市内の桜を網羅したなかなかのお役立ちサイトです。吉野櫻(ソメイヨシノのこと)が植樹されている場所も知ることができ、サイトによると市内にわずか30箇所。激レアです。街中の公園にも咲いている場所があったことが分かりましたが、予想通り今年の開花はすでにほぼ終了。
そんななか、陽明山は標高が比較的高いこともあってまだ桜が残っているらしいので、バスに乗って行ってみました。陽明山へ行くバスはたくさんありますが、士林夜市の最寄り駅でもあるMRT劍潭駅から紅5番のバスに乗るのが一番分かりやすいと思います。
陽明山の桜
劍潭駅から30分ほどで陽明山のバスステーションに到着。そこから登山道へ出ると、わずかながらソメイヨシノらしき桜が咲いていました。
多くの樹はもう葉だけになっていたのですが、何本かはまだ花をつけていました。
これ、ソメイヨシノなのかなあ。よくわかりませんが、桜の樹は思っていた以上にたくさんあったので、満開の時期に来ればしっかりお花見を満喫できるかと思われます。あと1週間早く気付いていればよかったな。おしい。
やはり桜は珍しいらしく、写真を撮っている人がたくさんいました。ただやはり台湾人には日本的なお花見の習慣は無いようで、写真を撮ってしばらく眺めたらみなどこかへ行ってしまいます。もったいない。
桜を見逃したと思ったら陽明山
というわけでまとめですが、
- 台北市には桜情報サイトがある。
- ソメイヨシノは珍しい。
- 陽明山は桜の開花時期が比較的遅い。
台北で桜の開花を逃したと思ったら、とりあえず陽明山へ行ってみるとまだ咲いているかもしれません。来年は忘れないようにしたいと思います。