日本ではもう正月気分はとうの昔に忘れ去ったかと思いますが、今年の旧正月(春節)は2月8日なので、台湾はいままさに年末ムード。乾物や漢方薬で有名な迪化街では年末恒例の年貨大街が開催されています。今年度は2月6日まで。
迪化街の南端。
派手なゲートが建てられています。
ちなみにこの日は記録的な寒波の影響で台湾でも山の方では雪が積もり、市内でも迪化街を歩いている途中でパラっとだけみぞれが降りました。若者もお年寄りも、というかどちらかというとお年寄りが「雪!雪!」とか言って子供のように騒いでました。亜熱帯だし、よっぽど珍しいのだろうなあ。
さて迪化街ですが、普段はこんな感じで、有名な観光地ではありますがあまり大勢の人が押し寄せるような場所ではありません。
それが今日はゲートをくぐるとすごい人混み。
アメ横、もしくは今宮戎を思い出します。
年貨大街の年貨(ニェンフォー)というのは年越し用品のことで、正月料理の食材や来客用のお菓子、お土産、あるいは爆竹や飾り物などを指します。普段はわりと地味な乾物街である迪化街ですが、この時期は年貨を売る屋台が立ち並ぶ台北でもっとも賑やかな場所となるのです。この時期に来るの初めてだけど。
歩いてて思い出しましたが、数年前のNHK中国語講座でココリコ田中が来てたのがたぶんここですよね。最後に羅志祥(僕と同い年)の番組に出るやつ。
ナッツを売ってます。
とんでもない量の干しエビ。
乾物の多くは試食可で、勝手につまんで食べてる人もいました。
たぶん甘く味付けされてます。
なぜ中華圏の肉加工品はどれもあm(ry
縁起のよさそうなお菓子。
金紙に包まれたチョコです。
家の玄関などに飾る春聯も売ってました。
これは僕の家の周り(長安西路)の方が充実してるかな。
と、こんな感じでおよそ400mが屋台でギッチリ。もちろん漢方薬屋など建物に入っているお店も普段通り営業しています。台湾の年越し気分を味わうのに最適ですね。