昨日沖縄から帰ってきて、さっそく今日から授業・・・ではなく今日は校外実習。鶯歌というところへ行って陶器博物館の見学と陶器づくり体験をしました。前学期はパイナップルケーキをつくりましたが、師範大学では毎学期かならず文化体験を含めた校外実習があるようです。
鶯歌は台北駅から電車で約30分。空港がある桃園の手前あたりにある街で、僕は今日まで知らなかったのですが陶器で有名な地域なのだそうです。台湾の景徳鎮的な。
駅構内の観光マップ。
まずは「鶯歌陶瓷博物館」に向かいます。
駅から博物館へは10分ほど歩きます。
道中は比較的古い雑多な街並みが続き、台北市内とは違って日陰がすくないので日光をたくさん浴びることになります。つまり一言でいうと、暑い。
やっと到着。
建物のなかはとても近代的。
外の街並みとのギャップがすごい。
焼成温度や土、釉薬の種類による仕上がりの違いが学べる展示。僕に陶芸の趣味はありませんが、こういうのを見るのは大好き。ちなみに博物館のサービスカウンターで、日本語の音声ガイド端末を無料で借りることができます。
歴史をしのばせる資料や美術品。
現代作家の企画展。
いろいろあって楽しかったです。
陶器づくり体験は博物館とは別の場所でするらしく、さらに移動。
線路沿いを歩き、「鴬歌陶瓷老街」へ。
ここだけで100軒ほどの陶器屋が集まる陶器街。
そのなかの1軒、新旺集瓷へ。
有名な老舗陶器ブランドらしく、そういえばこの「Shu’s」のロゴはどこかで見たことがあるような気がします。気がするだけですが。
鶯歌の歴史やブランドの紹介ビデオを観たあと、陶器づくり体験。土はあらかじめある程度成形された状態に準備されていて、電動ろくろを使ってそれを好きな形にします。僕は電動ろくろを使うのが初めてて、面白いので湯飲みにしたり皿にしたりを繰り返していたら形が崩れてしまい、結局ほぼインストラクターの人に復元してもらうことになりました。残念。
ビデオ鑑賞などを含めて2時間ほどの体験で、NT$180(680円)。作品は希望すれば焼きあがったものを約1ヶ月後に郵送してくれます。その場合は追加でNT$130(520円)。やたら安いですが、単体割引かも。
(追記)19人以下の場合は体験NT$220(880円)、作品郵送NT$170(680円)だそうです。
校外実習はいちおう成績には影響するものの参加必須ではないので、欠席して沖縄からの帰台を延ばしてもよかったのですが、思っていた以上に楽しめました。個人的に鶯歌はおすすめの観光地です。陶器しかありませんが。