ビザやクレジットカードの再発行などなど用事がたまってきたので、木曜から1週間ほど大阪に帰ることにしました。なんだかんだで3ヶ月に1回ペース。
事前の準備も必要なのであらかじめ日本の会社や銀行に電話したりしているのですが、国際電話は通話料が気になりますよね。僕の場合、日本の携帯は停止状態にしているので使うことができません。じゃあ何を使ってるのかというと「IP電話」です。
以下、僕が使っている「FUSION IP-Phone SMART」について書きますが、基本的な特徴は他のIP電話会社でもだいたい同じです。比較記事ではないので、ざっくりした説明ですみません。
どこへかけても同じ料金
IP電話は簡単にいうとインターネットを使った電話のことで、ネットがつながるところであれば世界中どこからでも、どこへでも、ほぼ同じ通話料で電話することができます。東京の会社に、大阪からかけても台北からかけてもロンドンからかけても、30秒につき8円。逆に台北からロンドンにかけても30秒8円。普通の携帯電話の他社間通話より安いです。
初期費用・基本使用料ゼロ
数百円程度の基本使用料が必要なIP電話サービスが多いのですが、FUSIONは基本料無料。使わなければ請求はありません。支払うのは電話した分の通話料だけ。
ちなみに基本使用料が必要なIP電話サービスの場合、通話料が安めに設定されています。3分で8円なんているところもあります。超安い。僕は月に1度も電話しないこともあるので、基本使用料無しの方を選びました。
日本の電話番号を持てる
海外暮らしで貴重なのがこれ。
ふだん友達や親戚、取引先などとLINEやSkypeで無料通話していて電話を使う機会がなくても、ネット系サービスの会員登録や契約などで日本の電話番号を求められることがあります。実家の番号を書いてもよいのですが、実家は無人なので連絡先としては問題があります。そんなときに実際に着信できる電話番号を無料で維持できるのは便利です。
デメリット
インターネットを使った電話なので、ネットがつながりずらいところでは音質が悪く通話できません。また、フリーダイヤルや110番、119番など、発信できない番号があります。僕はNTTへの問い合わせ番号(いわゆる116)がフリーダイヤルしか無くて困りました。
そんな感じ。
とりあえずいままでJ-PHONE→ボーダフォン→ソフトバンクと18年近く使ってきた番号を捨てても問題なく暮らせています。