日本の取引先へ書類を送ることになったので、郵便局へ。
ふだんのお仕事でも請求書を発行していますが、毎回郵送は面倒なのでPDFの請求書をEメール添付で勘弁してもらっています(ちなみに請求書は押印無しでも法的には問題ありません)。今回はちゃんと押印した書類が必要なので、郵送することにしました。
台湾から日本へ書類を送る場合、方法は
- 船便:到着まで15〜25日
- 航空便:到着まで6〜7日
- EMS(国際スピード郵便):到着まで2〜3日
の3通りあります。なお、到着までの日数は中華郵政の公式サイトから引用しています。きっとこれくらいの日数で届くのでしょう。で、今回は一番早いEMSを利用することにしました。ちなみにEMSは中国語だと「國際快捷」です。
郵便局の窓口は郵便業務と貯金業務にわかれているので、郵便業務窓口の方へ行ってEMS用の宛名ラベルと封筒を受け取ります。窓口に行列ができていても気にせず割って入って「請你給我EMS的…(封筒を何と言うかわからなかった)」とでも言えばささっと渡してくれます。
宛名の書き方は日本から送るときとほぼ同じ。
なので特に迷うことはないと思いますが、
- 差出人情報
- 名前
- 住所
- 郵便番号
- 電話番号(あれば)
- 受取人情報
- 名前
- 住所
- 郵便番号
- 電話番号(あれば)
- 内容の分類(詳細も記入)
- 文件(書類)
- 禮品(プレゼント)
- 貨樣(商品サンプル)
- 商品(サンプル)
- 其他(その他)
- 保険の必要/不要
- 必要なら金額(台湾ドル換算)を記入
国際郵便の場合、宛名はふつう英語表記で書くことになりますが、台湾・日本間は特に意識せず漢字・カナで書いても大丈夫です。日本の住所は国内から送るときと同じ表記で問題無し。日本に届いたあとは日本の人が配達するわけですしね。
今度はちゃんと窓口に並んで、郵便物を渡して料金を払い、控えをもらったら仕事はおわり。書類はA4用紙2枚だけ=250グラム以下だったので、料金はNT$240(900円弱)。そういえば日本から書類を送ったときも同じくらいでした。EMSの料金って世界共通なんですかね?
宛名ラベルに差出人の携帯電話番号を記入した場合、SMS(ショートメール)で追跡情報を送ってきます。台湾はわりとSMSで積極的に情報をプッシュしてきますね。広告メール(スパム)もそうですが、携帯キャリアからの各種通知メールがかなり頻繁でちょっとウザいです。
上記ページで荷物番号(英字含め13桁)を入力すると、いま荷物がどこにあるのかわかります。中華郵政のトップページからたどる場合は「郵務業務(アイコン)」→「郵件查詢(アイコン)」→「國際快捷郵件查詢(左メニュー)」。
以上、EMSを利用して日本へ書類(荷物でも同じ)を送る方法でした。ほかにも特に急を要しない兄宛ての郵便物があるので、次はエアメールで送ってみようと思います。