停留ビザ延長の準備をしていたら、そもそもまだ留学準備や停留ビザの取得のことを書いてなかったなあと思ったので、今日は留学を思い立ってから実際に準備を整えるまでのことについて書こうと思います。
というわけで話は来台前、昨年末にさかのぼります。
説明会へ参加
軽い気持ちでちょっと台湾に住んでみよう、と思ったのが昨年(2014年)の11月。どうせ住むなら中国語を勉強しながらの方が生活にも役立つし、ビザも取得しやすそう。とはいえ手続きについて1から調べるのは面倒なので、まずは留学代理店の説明会に参加しました。
ネットで調べれば同じような情報は手に入りますが、代理店はコンパクトに要領よく教えてくれるのでおすすめです。しつこく勧誘されたりもしませんでした。
ここで、
- 入学申請
- 航空券予約、宿の手配
- 停留ビザ取得
の順で進めればよいことを知ります。
あと、留学希望者のほとんどが若者だということも。
入学申請
台湾の各大学語学センターは基本的にどこでも書類等に不備さえなければ受け入れてもらえます。僕が入学したのは台湾師範大学ですが必要な書類はたいていどこも同じで、
- 入学申請書(WEBからダウンロード)
- 最終学歴の卒業証明書(英文)
- 銀行口座の残高証明書(最低30万円くらい、英文)
- パスポートのコピー
あとは、健康診断書が必要な大学もあるかも(師範大学は不要でした)。残高証明書は停留ビザの申請でも必要になるので、コピーでもよかった気がしますが念のため2通発行してもらっておくとよいと思います。
準備した書類を締切日までに大学へ送付します。先に書いた通り、よほどのことがない限り入学は許可されるようなので、中国語学習歴のところは正直に書きましょう。背伸びしても入学時のテストでバレます(・∀・)
年末に申請しましたが、台湾は新正月の年末年始休暇がないので1月1日以外は通常営業。正月明け早々には入学許可証が送られてきました。ここでテンションが上がります。
航空券、宿の手配
送られてきた入学許可証に、入学登録日や授業開始日について書いてあるので、それをもとにスケジュールを立てて航空券、宿の手配をします。師範大学の場合、授業が始まる2週間前に直接学校へ来て入学登録やレベル判定試験を受けないといけないので、それに合わせて入国しておく必要があります。
宿については、当面はゲストハウスに泊まりながら賃貸を探すという人が多いですが、あらかじめ一度下見旅行をして、そのときに賃貸契約しておくという人もいます。僕は最初は国際学舎に1ヶ月居ましたが、不便な場所にあるのであまりおすすめはしません。
航空券は往復分を用意しておきます。といっても帰る日にちをこの段階で決めておくのは難しいので、とりあえず適当な日にちで予約しておくということになると思います。LCCだと変更自体に手数料がかかったり、日にちが変わると差額が発生することもありますね。僕はマイルが余ってたのでそれを使って往復分を確保しました。
停留ビザ取得
航空券、当面の滞在先が決まったら停留ビザを取得します。ただ、ノービザでも3ヶ月は滞在できるので、それでいいという人には不要です。その場合、学期の長さによっては終業日までに一度国外へ出て滞在日数をリセットすることになります。
停留ビザの取得手続きは「台北駐日経済文化代表処」で行ないます。日本と台湾には正式な国交がないので、大使館の代わりに代表処という形で窓口機関が設置されています。
必要な書類は、
- ビザ申請書
- パスポート(残り有効期限6ヶ月以上)
- 写真2枚
- 往復航空券(予約表、Eチケットなど)
- 入学許可証
- 銀行口座の残高証明証
- 手数料(5,000円〜10,000円くらい)
ビザ申請書は、代表処のWEBサイトで必要な情報を入力して登録後、プリントアウトするという形になっています。あっちの都合という感じで、我々からすると正直二度手間ですね。申請書に滞在先住所を記入する必要があるので宿の手配を先としましたが、まだ決まってなければ学校の住所を書いても大丈夫です。僕もそうしたような気がしますが忘れました。
中華民國簽證申請表
※SSLの警告が出ます。いいかげん。
手数料はシングル(1度出国すると無効になってしまう)が5,000円で、マルチ(再入出国OK)が10,000円くらい。たまに値上がりするっぽいです。
書類が揃ったら申請。
窓口は東京、大阪、福岡、札幌、横浜、那覇にあります。僕が行ったのは大阪ですが、場所によって弁事処だったり分処だったり微妙に名前が違ってややこしいです。ビザはパスポートに貼り付ける形で交付されるので、一旦パスポートも含めて必要書類を全て提出して、翌日受け取りという流れになります。
こんな感じ。あとは台湾へ行くだけです。
長い道のりでした(´Д` )