2016.04.20 Wed

台湾プロ野球を観に行こう(桃園編)

先日、新莊棒球場での台湾プロ野球観戦について書きました。
新莊棒球場は台北近郊にあるので、僕にとって気軽に行ける野球場です。

今回は台北からアクセスのよい野球観戦地としてもう1つ、桃園国際棒球場の紹介をしたいと思います。球場への行き方についても最後に書いてますよ。

桃園国際棒球場とは

桃園棒球場

2009年に建設された桃園国際棒球場は台湾北西部・桃園市にあり、Lamigoモンキーズのホームスタジアムです。

台湾プロ野球は基本的に本拠地があまり明確ではありません。どのチームも複数の球場で試合を開催するのですが、Lamigoモンキーズの主催試合だけは全てこの桃園国際棒球場で行なわれます。ホームタウンのコンセプトを持ったチームなんですね。

球場内部(コンコース)

パネル

桃園市所有のスタジアムとはいえLamigoが運営管理をしているので、全体的にLamigo色の強い装飾がなされています。まだ新しいということもあって清潔な印象。

ショップ

グッズショップ。
一塁側・三塁側にあり、品揃えが少し違います。

プロ野球の球場ならグッズショップは当然あるものと思うかもしれませんが、他球場はチームが間借りしているだけという感じなので、たぶんショップが常設されているのはこの桃園だけではないかと思われます。

Tシャツ

Tシャツを買いました。
寝巻きにしてるので生活感がひどい。

売店

ピザハット

売店

コンコースに屋台を並べていた新莊棒球場も趣がありましたが、桃園はスタジアムグルメも充実しています。メニューは滷味や唐揚げなど夜市でも見かける定番B級グルメの他、麺類、ピザ、サンド(ケンタッキー)などなど。ビールももちろん売ってます。

託児所

託児所もあります。

球場内部(観客席・グラウンド)

桃園國際棒球場

内外野ともに天然芝で、収容能力は20,000人。
台湾では大型の野球場になります。

他の球場と同じくホームチームは内野席全体、ビジターチームは外野席に分かれて応援します。桃園国際棒球場ではなぜか三塁側がホームチームのベンチになるので、ビジターチームの応援団はライトスタンド(一塁側)に集まることになります。

マスコット

ゴリラ風のマスコット。
気軽に握手や写真撮影に応じてくれますよ。

チアリーダー

チアリーダーによる応援は台湾野球の定番。

桃園の特徴としては、ラッパによる演奏はなく、球場全体に大音量で応援歌(電子音)が流れる点でしょうか。応援というよりは音楽イベントのよう。キャッチーなメロディが多く、いくつかは覚えてしまいました。

座席

座席にはドリンクホルダーが付いてます。
ビールを飲みながらの観戦に便利。

桃園国際棒球場の場所・アクセス

1. 高鉄(台湾新幹線)を使う

台北駅から高鉄に乗って高鉄桃園駅下車(約20分)。5番出口を出たところにあるバス乗り場から、球場まで無料のシャトルバスが出ています。

高鉄桃園駅バス乗り場

バス自体は普通の路線バスと同じような外観なので分かりづらいですが、「桃園棒球場」という青い看板が目印です。バスの時間は公式サイトによると下記の通り。

休日ナイトゲーム(17:05試合開始)の場合
14:00以降、約20分間隔で16:40まで無料バスが出ます。

平日ナイトゲーム(18:35試合開始)の場合
17:00以降、約20分間隔で18:25まで無料バスが出ます。

デーゲーム(13:05試合開始)の場合
11:30以降、約20分間隔で12:40まで無料バスが出ます。

ダブルヘッダーの2試合目(試合開始時刻未定)の場合
14:00以降、約20分間隔で16:40まで無料バスが出ます。

バスは10分もしないうちに球場に到着します。歩いても2〜30分程度の距離なのでバスを逃してしまった場合は徒歩でもよいと思いますが、周りに何も無いので夜は少し危険を感じるかもしれません。

チケット売り場

チケット売り場前(球場南側)で降ろされます。

また、試合終了後は球場東側の道路にバスが複数待機しているので、これに乗って高鉄桃園駅まで帰ることができます。とても便利。

2. 中壢経由で行く

利便性でいえば高鉄しか考えられないのですが、マニアックな選択肢として中壢経由という方法があります。

中壢駅

まずは台湾鉄道(台北駅から新竹方面・約50分)または高速バス(台北西站A棟から1818番バス・約1時間)で中壢へ行きます。中壢は夜市が有名な以外、正直言って特にこれといったものがありませんが、ローカルな雰囲気は感じられると思います。

中壢桃園客運バス乗り場

中壢駅から中正路を北西に向かって5分ほど歩くと左側に桃園客運のバス乗り場があります。マクドナルドが目印。

シャトルバス乗り場

上部の案内板をよく見ると「Lamigo接駁車乗車處」と書いてあります。ここからも球場まで無料シャトルバスが出ているのです(本数は少ないですが)。

休日ナイトゲーム(17:05試合開始)の場合
14:00以降、約40分間隔で16:40まで無料バスが出ます。

平日ナイトゲーム(18:35試合開始)の場合
16:30以降、約40分間隔で18:20まで無料バスが出ます。

デーゲーム(13:05試合開始)の場合
11:30以降、約40分間隔で12:50まで無料バスが出ます。

ダブルヘッダーの2試合目(試合開始時刻未定)の場合
14:00以降、約40分間隔で16:40まで無料バスが出ます。

だいたい20分程度で球場まで着きます。

帰りはたぶん球場南東角のバス停からバスが出るのだと思いますが、これは確認していないので分かりません。終電が心配になりますが、もし試合が早く終わったなら中壢の夜市を楽しんで帰えるのもよいかもしれませんね。

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