2015.10.17 Sat

台湾223日目、酒の力を借りてみる

飲み屋でそこそこ酒飲んでから中国語話すと、意外と(すくなくとも自分が思っているよりは)話せますねー。使ってる語彙や文法は最初の数ヶ月で覚えたものばかりで、今学期に習った内容はぜんぜん僕の血肉になってないけど、それでもいちおう会話にはなってる。

で、なんで普段は会話に詰まってるのかと考えると、それはたぶん発音に意識が寄ってるから。頭のなかでは、いまから話そうとしている内容がわりとすぐ中国語でイメージできるようになってます。ただ、あまり言い慣れてない単語(たとえばビリヤード)を発音するとき、

  1. まず漢字(撞球)が一瞬浮かぶ
  2. それがピンイン(zhuang qiu)に変換される
    • 知ってる別の単語(撞到=zhuang dao)を手がかりにしてみたり
    • 前にビリヤードの話をしたとき何て言ってたっけ?と思い出してみたり
  3. で、zhuangてどうやって発音するんだっけ?そり舌で、口は閉じずに…
  4. 撞は4声だから叩きつけるように発音…って、ほんとに4声だっけ?
  5. あれ?そもそもなに話そうとしてたっけ?

こんな感じで大渋滞を引き起こす。これが酔ってるとあんまり深く考えずに「まあ間違っててもいいや」となるので、すらすらと出鱈目な言葉が口から出るという寸法。発音が無茶苦茶でもネイティブの人は文脈から類推してくれるけど、それもある程度長いセンテンスじゃないと難しいので、とりあえず言いたいことは言ってみた方がいいというのが実感。

場当たり的な解決としては「とりあえず言葉を発する」でよいけど、上記の1〜4が自動的に処理されるようになれば、もっと流暢に話せるのかな。中国語初学者は最初の3ヶ月で発音を固めろとよく言われるけど、そこを疎かにしたツケがきている。

酒

節約生活のため最近あまり来ないBar9。1杯だけ飲んで帰ろうと思ったら波なみと注いでくれました。なにこの支えられてる感じ。もっと恩返ししたいなーと思う今日このごろです。

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