2015.05.14 Thu

台湾85日目、日本食品の輸入規制

もともと台湾は福島県およびその近辺4県を産地とする食品を輸入規制しているのですが、先日どこかが産地偽装したことからちょっと話がこじれて、今週末から暫定的にすべての食品輸入を停止するそうです。

・・・日本のスナック菓子食べられへんやん!

ということで急遽、新光三越の食品売り場へ。

新光三越

いかにも日本な感じ。
ここはほとんど日本のスーパーと同じような品揃えで、日本の食べ物が恋しい人には夢のような場所。僕はあんまり来ることがありませんが。

新光三越

ニュースを聞きつけた街中の日本人が大挙して押しかける!ということもなく、いたって平穏な乾物コーナー。

新光三越

野菜売り場。
たぶんほとんどが台湾産だと思いますが、台湾のローカルなスーパーと比べて日本人向けの陳列になっているように思います。台湾のスーパーも日本とあんまり変わらないのですが、あらためて見るとなんとなく景色が違います。

新光三越

日本人の血、醤油も充実。

醤油

でも、ご想像のとおり高い。
1リットルボトルが600円弱・・・

そもそもサンビシって?イチビキって?と思って調べてみたら、どっちも名古屋なんですね。大阪人の僕は聞いたことがありません。ちなみにちゃんと大手メーカーの醤油も置いてました。値段は上記のほぼ倍。ひええ。

米

台湾のスーパーに置いてある米は当然ほとんどが台湾産ですが、ここには日本産もたくさん。2kgでだいたい2,400円くらい。

缶詰

円表記かな?と目を疑うさば缶、280円。

普段買い物に行くローカルなスーパーにも日本の食品はちらほら置いてあるので断片的には知っていましたが、あらためて眺めてみるとたいていのものが日本での価格の2〜3倍といったところのようです。三越だから高いというわけでもなく、近所のスーパーでも全く同じものなら同じような値段です。輸入品とはいえ高いなー。

酒

酒税の安さで相殺されるせいか、比較的割安なのが酒。一番搾りの350ml缶が160円なので、むしろ日本より安いですよね。面白いのは、日本とは酒税の区分が違うので、ビールも発泡酒もチューハイも値段がほとんど同じだということ。むしろビールよりチューハイの方が高いという逆転現象が起きています。

で、結局よく考えたらもともとこっちで日本のスナック菓子なんか食べてなかったことに気付いたので、どこにでもあるローカルブランドの牛乳とソリュブルコーヒーだけ買って帰りました。

貯蔵庫

頂き物のレトルトみそ汁やらふりかけやらもまだ余ってますし。

規制に関して言うと、産地偽装が起きないよう日本から輸出するすべての食品に産地証明を付けてくれ、特定産地の食品には放射線検査をしてくれ、というだけの話なので、僕には台湾の主張は当然のように聞こえます。いま、これ以外に国産食品でも問題が頻発しているので、一層敏感になっているというところもあるようですが。

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